麻雀とステーキ。
昨日は、亡き父の月命日でした。
個人情報保護の観点から^^;、詳細はお伝えできないのですが、
稀有なご縁がつながって、父が存命の頃、親しくお付き合いしていたかたにお目にかかることができ、父との想い出話を聞かせていただきました。
一番笑ってしまったのが、
「お父さん、麻雀が強くてね。僕等、若輩者に召集がかかると、皆でお宅にお邪魔して卓を囲んでました。夜中近くにお開きになるんだけど、皆若いし、腹が減るわけですよ。そうすると、奥さん、あなたのお母さんがね、ステーキ焼いて運んでくれるの。うどんとか、そういうの想像するじゃないですか。それがね、突然ステーキなんですよ。豪快でしょ?笑」
【いきなりステーキ】ならぬ【突然ステーキ】笑
母らしいなぁ・・と思いました。笑
私の記憶にある父の面影に、夜中まで麻雀に興じ、後輩たちとステーキを食べる笑顔が加わりました。
私が知らなかった父の一面^^
父にも母にも、
子供の私には見えなかった【顔】があって、
【父】【母】っていう私が貼ってるレッテル(?^^:)以外の、【先輩】だとか【雀友】だとかその他沢山のレッテルがあって、それぞれのレッテルの【顔】で、私が知らない時間を過ごしていたんだなぁ・・・っていう、当たり前のことに、今更ながら気づけた夜でした。
若くして逝った父は幸せだっただろうか、、
夫を早くに亡くした母は幸せだっただろうか、、
と、自分が2人のためにできることが、もっとあったのじゃないかと、心に引っ掛かりがあるまま過ごしてきましたが、
私が思い描くことのできる父と母の人生は、ほんの一部に過ぎなくて、
2人は、それぞれ、
私の知らない色んな顔で、色んな人達と、色んな時を過ごしていたのだ・・・と思えたことが、とても嬉しかったです。
今日は亡き弟の月命日で、昨日の父の月命日と合わせて、お墓参りをしてきます。
お墓の中の父に、「○○さん、お元気にしていらしたよ。2時間も、お話を聞かせて下さったよ。」と報告してこようと思います。
相手が自分のために使ってくれた時間はそのひとの命であることを忘れてはいけない
今朝、Xのタイムラインに流れてきたゲッターズ飯田さんのポストです。
あまりにジャストタイミングで驚きました。
私のために費やしていただいた2時間は、私の宝になりました。
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