灯ろう流し
昨日は夕焼けがとても綺麗で、
しばらくベランダから眺めていました。
その後、お仏壇を拝んでいたら、「あれ・・?」と、
気配を感じました♪
あ、皆ようやく帰ってきたんだ!と思いました。
思い込みだとは思いますが💦、密で、温かな空気が満ちている感じで・・・
私が住む地方は、もう、今日が、送り盆なのです・・
だから、一泊だけ我が家に泊ってくれたみたいです^^;
それでも、今朝は、ルンルンで、盆膳をお供えしました。
そして、今夜は、夏祭りの最後に行われる灯篭流しに参加してきます。
灯篭流しに、送り火と同じ意味があるのだと知ったのは、さだまさしさんが歌った「精霊流し」を聴いた時で、
その頃の私は、切なくて綺麗な歌だなぁ・・・ くらいの捉え方しかしてなくて、
盆踊りにしても、子供の頃から馴染みのある夏休みの楽しいイベント・・・なイメージに過ぎなかったのですが、
近しい人を亡くして初めて、毎年行われる夏の催しの、本当の輪郭に気付きました。
盆踊りや灯篭流しに限らず、
こういうことって、あるなぁ・・と、最近とても思います。
歳をとるごとに、
それまで、表面の薄っぺらいところしか理解していなかった物事が、くっきりと認識されて、
白黒なだけだった印象が、極彩色に彩られて心に響いてくるのです。
そういう意味で、今私が見ている世界は、これまでで一番鮮やかで美しく感じられます。
今夜、川を流れる灯篭の火を、しっかり見届けて来ようと思います。
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