2年ぶりの緊張感。
午前中に、初めて、音訳ボランティアのアクティビティーに参加してきました。
今日のタスクは、広報誌を音読し、音声データにまとめることで、
私の想像を遥かに超えて、緻密な作業でした。
例えば、紙面に書かれている表なども、音声で伝えるわけなのですけど、
目で見ても、ゴチャゴチャと見づらい数字の羅列を、どの順番で、どんな風に読み上げるとわかっていただきやすいのか・・・と、メンバーが議論を重ねます。
皆の目指すところは同じで、そこに向けて、それぞれが一番良いルートを探りながら、協力して進む真剣さに、身の引き締まる思いでした。
また、西日本独特のイントネーションがそのままの言い回しで録音される部分が結構あって、「イントネーションは気にしなくて良いのですか?」と尋ねたら、「イントネーションを変えると、聞きづらいって言われることがあるんですよ^^;」とのことで、
【地域限定の、最も聞きやすい音声】を心がける必要があるのだなぁ・・・と、新鮮な驚きでした。(今後私の課題の一つとなりそうです💦)
けれど、久しぶりに体感した「仲間との共同作業」は、心地よい緊張感があり、良い時間を過ごせました。
一昨年、仕事を辞し、一番寂しかったことは、「仕事仲間」を失ったことでした。
プライベートで親密な「友人」とは違って、個人的な話をすることはほとんどないのに、
互いを信頼し、成し遂げるべき業務を共有する運命共同体であった「仕事仲間」を、
もう一度取り戻せたような気がしました。
時に、失ってしまった かけがえのないもの・・が、全く形を変えて戻ってくることがある・・と、かつて山田ズーニーさんが綴っていらして、
今日は、「それ」を体感できた日になりました。
画像は、母が好きだったマゼンダピンクの紫陽花。
年上の友人が届けてくれました。
「あなたはワガママよ。」と、母とそっくりの口調で諫めてくれる人です^^;
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