41回目の桜

41回目の桜



4月4日



今日は朝からずっと雨が降っている。

昨日の夕方のニュースで、夜半から雨になる・・との予報を聞いて、
もしかしたら、花散らしの雨になるかも💦・・・と思い、

夜散歩がてら、夜桜を眺めて歩いた。









今日は長女の誕生日。
今から41年前、私が初めて母親になった日。


その日、産後に移された病室の窓から見えた桜の花が、
夢みたいに綺麗で、
「そうだ。この子の名前は桜子にしよう。」
と決めた。
夫が別の名前を候補に考えていて、ジャンケンで負けて💦、実現しなかったけれど^^;


ひとは生涯に 何回ぐらいさくらをみるのかしら 
ものごころつくのが十歳くらいなら どんなに多くても七十回ぐらい 
三十回 四十回のひともざら 
なんという少なさだろう 
もっともっと多く見るような気がするのは 祖先の視覚も まぎれこみ重なりあい霞だつせいでしょう

~~~茨木のり子の詩「さくら」より~~~



私が初めて桜を観たのは、おそらく3歳の頃で、
満開の桜を、父と手を繋いで見上げた記憶がある。


だから、もう、65回くらい桜を眺めていることになる。



そのうち41回は、薄いピンク色の桜の花に、生まれたばかりの「桜子ちゃん」^^;の思い出が重なる。



別の名前になった長女は、
名前にぴったりの明るい笑顔の女の子に育ち、
自転車の前と後ろに子供を乗せて送迎する元気なお母さんになった。



花びらを追ふ花びらを追ふ花びら   夏井いつき




桜も人も、
散る花びらを追うかのように
毎年、毎春を、順繰りに繰り返し、
時間と年輪を重ねていく。
切なくて、儚くて、逞しくて、美しい。


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