プレゼント

プレゼント






この地に越して来て、仲良くしていただいている30代と70代の女性が、一日違いで、続けて誕生日を迎えられた。




何か、あまり負担に思われないプレゼントをしたいなぁ・・と考えて、


ショッピングモールをうろうろ歩き回り💦、


私だったら、何をもらったら嬉しいかな・・・・と考えながら、


時期的に綺麗に飾りつけされているクリスマス用のオーナメントに心惹かれたり、

年末年始に役立ちそうなカトラリーやお皿をチェックしたり、

時間をかけて、悩んで悩んで、


結果、


それぞれに、自宅用のモコモコソックスをプレゼントすることにした。



毎日穿き替えることを考えて、3足ずつ箱詰めして、ラッピングしてもらった。



帰り際、KALDIに立ち寄ったら、簡単に作れるスープの素や、温めるだけのスープのレトルトパックがあって、
あ・・・スープのセットでも良かったなぁ・・・と思った。



そして、
無意識に、「体を温めるもの」を探していたことに気付いた^^;



確かに・・・
春夏にいただくプレゼントは、お花がとても嬉しいけれど、



寒い季節には、「あったかいもの」「あたたかくしてくれるもの」を、より嬉しく思う。



体が冷えると減ってしまう 幸せホルモン(セロトニン)の分泌を促したいと、意識下で画策しているのかも^^;
体が温かいって、すごく大事なことだ。



自宅近くまで戻った頃には、日が暮れていた。



公園の木から落ちた木の葉を敷布みたいにして、町猫が丸くなって寝ていた。




以前に、世界一周中の KAD さんが、マダガスカルのバオバブの木について、地元の老人が語った言葉をポストしていらした。


「バオバブは1000年生きるけど自分で歩けない」
「だから人が影に休んだり実を食べたりするとき、初めて役に立てたと感じる」




公園の木が落とした枯れ葉は、寒さをしのぐ猫のベッドになっている。



自然の循環として目にする当たり前の風景の中で、
本当は、とても厳粛なプレゼントのやりとりが行われているんだろう。




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