See you again ♡

ご子息から、友人の訃報が届いた。
入院したと聞いて、この週末にお見舞いに行く予定でいた。
最後に会ったのは、私達がこの地に引っ越す前年。
緑豊かな彼のご実家を訪ね、
得意の手料理をふるまってもらった。




燻製も手作り。




お土産にと持たせてくれた 緑色なのに甘くておいしい不思議な柿、カボチャ、冬瓜、自家製干しシイタケ。

「ここに座ってボ~っとしてるのが好きなんよ。」と、彼が案内してくれたダムの傍の展望所。
シングルで、男の子二人を育てながら(息子さん達が中高生の時には毎日のお弁当作りを欠かさなかった。必ず作ると決めている・・・と言ってた)、海外出張を含めた激務をこなし、
休みの日には、よく飲み、よく笑い、フットワーク軽く山にも登り、
子育てを終えた後は、一緒に旅行したこともあった。
私が一時期体調を崩し、弱気になっていた時、
「○○ちゃん(←私)にもしものことがあったら、○○ちゃん(←夫)の面倒は俺がみるけん、心配せんでよか。」
と、笑わせて元気づけてくれた。
四半世紀前に、一緒に滝を観た後、鮎の簗場で昼食を食べた折に、彼が撮ってくれた夫とのツーショット。
夫の髪が黒々していて、
最後に会った時、「○○ちゃん(←夫)、髪の毛白~なったね~!」と驚かれたことを思いだした。

あの日、彼の目に映っていた私達。
私達の視線の先には、いつもの彼の笑顔があった。
この週末、またね・・の挨拶をしてこようと思う。
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