えらいとか悲しいとかじゃなくて

9月8日
昨夜は、
約3年ぶりの皆既月食を観ようと、アラームをかけて眠ったものの、
案の定、起きられず(というか、そのまま再度眠ってしまい💦)、
は!っと目覚めたら、4時50分で、
慌ててベランダに出て空を見上げたら、驚くほど明るい満月が出ていた。
皆既月食は3時53分に終わってしまって、その後の部分日食の終了が4時57分だとアナウンスされていたから、おそらく、部分日食の最後の最後、ちょっとだけ欠けている状態の満月だったのだと思う。
美しかった。

昨日の糸井重里さんのコラムは、
3年後には70代を迎える今の自分の心情に重なった。
歳をとることを、なにかえらいもののように語ることと、歳をとることを、どうにも悲しいように語ることと、できるならば、そのどちらもしたくないと思っている。
ただ、だれでもかならず歳をとるわけで、それを穏やかに観察するように語れたら、おもしろいにちがいないとは考えてきた。
幼い子どもの、いかにも幼い子どもらしさをじっと見ているのがおもしろいように、歳をとるとこういうことがあるんだよというのは、ちょっと伝えてみたいようには思っている。
今現在、夫も、私も、シニアと呼ばれる年齢になって、
「歳をとる」ことの実態みたいなものを、互いに感じとることが多くなった気がしている。
「歳をとるっていうことは、こういうことなんだなぁ・・」と、しみじみすることはあるけれど、
えらい・・とは思わないし^^;、悲しいとも思わない。
そして、確かに、幼子の幼子らしい仕草や稚拙語を微笑ましく思うように、
すごーく目を細めて文字を追う顔や、「ほら、あれあれ、あの、なんだっけ?」みたいな💦、要領を得ない会話を、面白いな・・と感じている。
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