好きな人

好きな人






11月15日



立冬を過ぎて、夜には、ピーンと張りつめたような冷気を感じるようになった。
昨夜、
空を見上げたら、澄んだ夜空に、星がキラキラ光って見えた。



友人が、「ほら、あれがオリオン座よ♪」と教えてくれた。
(↓うまく撮れなかったけど^^;、3つ並んだ「三ツ星」が見えた♡)





18時半に待ち合わせして、日付が変わるまで💦、
いろいろな話をした。


楽しかった。


子どものころ「あの人のようになりたいなぁ」と思うような大人がいた。
それが、学校の先生だったりすることもある。
じぶんの好きな小説や映画について、ほんとうにうれしそうに語ってくれる先生のことは、もうそれだけで「いいなぁ」と思えた。
その先生が「好きな人」のことを語るのは、もっといい。
歴史上の人物であれ、どこかの誰かさんのことであれ、その人のことをほめているのは、聞いていてたのしかった。
「好きな人や好きなこと」について、本気で語るだけで、子どもは、つまり昔のぼくは、「あの人のようになりたいなぁ」と思ってしまったのだ。
そして、おそらくだけれど、ぼく自身もまた、「好きな人や好きなこと」を探しては語ったりする人になった。

~~~糸井重里さんの『今日のコラム』より抜粋~~~




私は、大人になった今でも、「好きな人や好きなこと」を本気で語ってくれる人が好きだ。


ものごとのアラを探したり、人を腐してばかりいる人には、「あの人のようになりたい」と思えなかった。



と、かつて糸井少年が思ったように、

誰だって、きっと、圧倒的に、

「ものごとのアラを探したり、人を腐してばかりいる人」よりも、

「自分の好きな人や好きなことを語ってくれる人」の方が好きだと思うし、そういう人と、話したり、笑ったり、仲良くしたいと思うだろう。



子育てを終え、仕事もリタイヤして、
自分本位な生活にシフトしていく中で、
仲良くしていただいている方たちは、「好きな人」だけに集約されつつある。


「みんなと仲良くしましょう」と教わった幼稚園時代から、
60余年の年月をかけて、
「好きな人と仲良くしよう」のフェーズに入ることができた。

これも、有難い、年の功の恩恵だ。



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