知らない父

知らない父





5月21日


朝から雨が降ったり止んだり。

母の日のプレゼントの紫陽花の鉢植えの、萎んできた3輪を切り花にして飾った。





水を吸いやすくなって、少し元気復活したように見える♪




今日は、あるエッセイ集を読んでいる。
ほんの一行だけれど、私の亡き父の名前が出てくる箇所があることに友人が気付いて、手渡してくれたものだ。




四回目の年男の時は、もう開業医をしていて三児の父となっていた。
そしてしばしば午前四時まで呑んで帰ることがあった。
一緒に呑むのは、〇〇〇先生、△△△先生、故◇◇◇◇先生という猛者達で、みんな酒が強かった。
飲み屋から帰ろうとドアを開けると、外はほのぼのと明るいことも何度かあった。



このエッセイが出版されたのは父の没後だったため、父の名前の前にだけ「故」が付記されている。
著者と父は同年輩だったから、「四回目の年男」=48歳の頃の父のエピソードだ。


明け方4時まで呑むなんて、今の時代では考えられないし💦、
「猛者」と呼ばれるほどの酒量だったんだ*_*と、驚いたけど、

父にも、羽目を外して朝帰りする仲間がいたことを知って嬉しかった。



以前にも記したことだけれど、
私は、あきれるほど、父のことも、母のことも、知らないままだったのだと、今になって思い知っている。


私が生まれる前のことは、ほぼ知らないし、
私が生まれた後も、私にとっての両親としての二人の一面以外は、ほとんど知らない。


だから、ほんの一行、ほんの断片でも、
私が知らない父の姿を見せてもらえたことが嬉しい。
友人達と深酒して、冗談言って笑ってたのかな・・・と想像して、「良かったなぁ・・・」と思う。



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