お料理なめたらあかんのよ。

お料理なめたらあかんのよ。






「なんでもかんでも競争の時代に、なんで子供にお料理で競わせるんやろ。
 勝った負けたてよその人、気にして、料理人目指しても碌なもんならないよ。
 お料理なめたらあかんのよ。
 おばあちゃんがお料理上手にならはったんなんでか、
 想像してみてください。」
 
 料理研究家・土井善晴先生のお言葉です。





「食べる」って行為は、「自分の体内に異物を取り入れる」ということで、
かつて、お殿様には毒見役が付いていたように、仮に毒を盛られたりしたら、命にかかわることで、
よーく考えると、ものすごく厳粛なルーティンですよねぇ‥💦




「胃袋をつかむ」っていう言葉のとおり、
自分が作った料理を、夫や子供が、なんの疑いもなく^^;、食べる姿は、
「私に命を託すよ!」という(?笑)圧倒的な信頼度の証なわけで(`・ω・´)



かつて、娘たちがお弁当持参で登校していた頃には、
「朝、昼、晩と、この子達は、私が与えたものだけを栄養に、生命を繋いで成長しているのだ・・・」と、責任の大きさをひしひしと感じていました。





世の中には、競っちゃダメなこと、色々あって、
例えば、「良いお母さん選手権!」とか、「ベストオブ 休日の過ごし方」とか、「最高のプロポーズ」とかとか。



「料理」もその一つで、プロの料理人によるプロフェッショナルな競争以外は、
競うべきじゃないし、やっても意味なし・・・だと私も思います。





「おばあちゃんがお料理上手にならはったんなんでか、
 想像してみてください。」




私が最後に母方の祖母の料理を食べたのは、結婚するちょっと前頃で、
一人でおばあちゃんちを訪ねた時に、油揚げを卵でとじた きつね丼を作ってくれました。



実は、我が家の休日の昼ご飯に、一番多く登場するメニューは、きつね丼です♪
きつね丼を食べると、優しい気持ちになります。






・・・アスパラガス♪

美食家の友人が、北海道のアスパラガスを送ってくれました。

「ここ数年、何度もチャレンジしてダメだったものを、ついに注文することができました!
ホワイトアスパラガスはぜひ、半熟卵と粉チーズたっぷりで召し上がってみてください。
軽く炒めて、パスタ(カチョエペペ)に入れるのもオススメです。」
と、美味しい食べ方のアドバイスもいただきました♪

特にホワイトアスパラガスが、びっくりするくらい大きくて^^;、爪楊枝と一緒に記念撮影してみました。


ネット検索して、先ずは、井上絵美さんのレシピで、粉チーズとアンチョビと卵と一緒にオーブン焼きに♪
甘くて、柔らかくて、もやは野菜ではないような・・・


弟から送ってもらったゴーダコールマンチーズも、スライスして一緒に焼きました。



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