老害?
今は電子タバコに移行しましたが、
以前、煙草を吸っていた頃の夫の指定席だった玄関横のテーブル&ベンチが、
昨日、引き取られていきました。
休日の午後、喫煙する夫に付き合って、昼呑みしつつ、おしゃべりする時間を、結構気に入っていました。
二人で呑んでいると、通りかかったご近所さんが、「いいですね~!」と、参入されることもあって(笑)、
それならば・・・と、簡単な軽食をおつまみに作って、そのまま延々、日が暮れるまで路地呑み^^したこともありました。
もし、この家に住み続けたなら、
おじいちゃん、おばあちゃんになっても、時々、道端で酒盛り(?^^;)して、
「〇〇〇さんち、また外で呑んでるよ・・・ ちょっと顔出してくるか・・・」と、
ご近所の同年配の方々の溜まり場になったかも知れないな・・・と思います。笑
そういう老後も「あり」だったなぁ・・・♪
米イエール大学助教授で経済学者の成田悠輔さんが、
高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい。
と、公に発言されたことは、
私達現役シニアのみならず、これから「老い」に向かって歩みを進める若い世代に対しても、
暗黒の未来を突き付けた暴言に思えて、とってもショックでした。
【老害】
企業や政党で、年齢や経験を盾に実権を握り続ける老人や、周囲の人の意見を聞かず迷惑をかける高齢者のことを指します。
確かに、【老害】が示すありさまは、若い世代にとって迷惑なことだと思うけれど、
でも、それは、「老=年を取った」せいでそうなるのかな・・・
そうじゃなくて、あくまでも、そうなっちゃう「個人的資質」があったからなんじゃないかな・・・
老人だとか、若者だとか、男だとか、女だとか、のグループ分けで十把一からげに語られる質の問題ではないように思います。
今、自分の未来を考える時、
引っ越し先のマンション生活では、ご近所さんとの路地呑み^^は難しいけれど、
それでも、同世代の仲間とのご縁を繋いで、ささやかでも憩える時間を共有できたらいいなぁ・・と、
歳をとるのも悪くない・・と、明るい展望を持っています。
明るい展望を奪われてしまったら、
行きつくところは暗黒の未来だと確定していたなら、
そもそも、人は、何をモティベーションに生きていくんだろう・・
現在38歳の成田さんにも、老後は確実にやってくる。
「あなたは、何をモティベーションに生きているのですか?」と成田さんに聞きたいです。
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