400円の幸せ^^と、届けたいもの。

400円の幸せ^^と、届けたいもの。











昨夜は、「400円で幸せになれる!」と、ツイッターでおすすめされた漬け丼を作ってみました。
(私は、1パック380円のスズキのお刺身と、同じく380円の鯛のお刺身を使ったので、二人分で760円でした♪)





【スーパーの刺身盛り合わせ(一番安いやつで)買ってジップロックに入れて、
めんつゆとにんにくチューブ、酒、ごま油に10分漬けたやつをあつあつのご飯、
卵黄と一緒に食べると旨すぎてぶっ飛びます。】



と、おすすめしていただいた漬け丼^^



私は、1時間くらい漬けて、卵黄は載せず、大葉と山椒の実をちょこっとプラスしました。

美味しかった~!^^

「今夜何しよう・・・ 作る気力がない・・」って日に、おすすめします♪









・・・カフカと人形・・・

あの不思議な「変身」という物語を生み出したカフカの生前のエピソードを読んで、
私は、実は、何も失っていないのかも知れないなぁ・・と、今、思っています。


生涯独身で子供もいなかったフランツ・カフカは、自身が40歳の時、ベルリンの公園を歩いていたところ、お気に入りの人形を失くして泣いている少女に出会いました。

カフカは少女と一緒に人形を探しましたが、二人は人形を見つけることはできませんでした。

カフカは少女に翌日また同じ場所で会うことを提案しました。

人形が見つからないまま翌日になり、カフカは少女に「人形が書いた」という手紙を渡しました。

そこには、「どうか泣かないで。世界を見たくて冒険の旅に出ました。手紙を書くからね。」と書かれていました。

カフカは少女と会うたび、人形が書いた手紙を少女に読み聞かせ、少女はそれを喜びました。

最後にカフカは、冒険から戻った人形(実際にはカフカが買った人形)を少女に渡しました。

少女は、「私のお気に入りだった人形と、ちっとも似ていない」と言いましたが、カフカは、「旅が私を変えたのです。」と、人形が書いた手紙を読み上げました。

少女は人形を抱きしめて、喜んで家に帰りました。
その一年後、カフカは亡くなりました。

数年が経ち、大人になった少女は、人形の中にカフカの署名入りの小さな手紙を見つけました。
そこにはこう書かれていました。

「あなたが愛す全てのものは、おそらく失われてしまうでしょう。しかし最後には、愛は形を変えてあなたのもとに戻ってきます。」




私と同じように、風が吹き抜けるような喪失感をぬぐえずにいる あなた に届きますように。



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