2022年4月24日

「あたりまえ」

「あたりまえ」って言葉は、取り扱い注意物件^^;の一つで、

「あたりまえの呪い」・・・・っていう表現を目にしたことがあります。

人として「あたりまえ」
社会人として「あたりまえ」
大人として「あたりまえ」
母親として「あたりまえ」

そんな「あたりまえ」に縛られて、「あたりまえ」じゃない自分は失格なのか・・・💦と
自信喪失してしまう「あたりまえの呪い」(￣△￣；）

でも、それは、「あたりまえ」を悪用^^;しちゃった場合の弊害だと思っています。

「あたりまえ」のラインは、人それぞれで、
自分の中で、「このラインがあたりまえ」・・と、しっくりくる基準を設けることは、「よく生きる」ための美意識に繋がるなぁ・・と、この頃思うようになりました。

そして、誰かが、設けている「あたりまえ」のラインに、その人の持つ美意識が反映されるなぁ・・って。

私が歯のメンテナンスをお願いしている歯科の院長先生は、多分40代前半？くらいの青年（←私から見ると^^）なのですけれど、

朝一番の予約で早めに到着すると、院外の掃除をしていらして、
「あ、おはようございます！入って待っててください。」と、元気に挨拶されます。

院内では、受付の女性や、歯科助手さんたちが、拭き掃除などをしていらして、
「掃除は皆で分担して行う」ルールのようです。

一昨日の診療で、
「噛みしめてひびが入ってしまった歯は、光の加減で、ひびが透けて見えて、歯の色が悪く見えることが気になります。」と相談したら、

「ブリーチング（漂白）してみましょうか？」と提案され、
「おそらく幾分か印象が変わると思うけれど、満足されるかどうかわからないので・・・」
と、通常のブリーチングでかかる費用の1/3ほどの価格を提示されました。

「赤字が出なければそれでいいので。」って(￣0￣； )

医師は診療に専念するのが「あたりまえ」
自由診療は高くて「あたりまえ」
という、私の中で出来上がっていた「あたりまえ」のラインは、
院長先生の「あたりまえ」のラインに、見事に覆されました^^;

何を「善し」とするかは、人それぞれですけれど、
スタッフと一緒に掃除をする姿も、
「治療」ではない処置に対しては「儲け」を考えない姿勢も、
私には、信頼に足る人・・・として映りました。

自分で設定した「あたりまえ」のラインは、自らに課す美意識となり、
「自分らしく生きる」ための土台になるのだと思います。

・・・完成♪

昨日は、予定どおりサクランボジャムを完成させることができました^^

昨日の時点で熟していたサクランボは、採り残しのないよう全て収穫。
残りは、鳥さん達とシェアしつつ^^;、随時、そのまま食べようと思います♪