カウンターの向こう側。

カウンターの向こう側。










7月になりました。




↓こちらは今朝のお仏壇。
百合が次々に開花して、お花畑みたいになっています^^;








昨夜は、大雨に送迎されながらも💦、無事、母のお祝い会をしました。
(草履水没の恐れがあったので、下駄を履いて行きました^^;)




以前訪れた際と同じ、カウンターの奥まった席を予約し、

先付けをいただいた後は、

母が好きだった岩牡蠣でスタートしました。


母は基本お酒が飲めない人なのですが、炭酸が入ったものは、「ちょっとだけ。」と、ほんの少量飲むことを楽しみにしていました。


こちらのお店でも、前回、スパークリングの日本酒を美味しそうに飲んでたことを思い出して、グラスを2つ準備していただき、献杯しました。







カウンターの中では、大将と奥様(?)と、修行中?のような若い男性の3人がキビキビ仕事していて、


夫が生ビールを注文すると、その若い彼が、3回くらいグラスにビールを注ぎなおして、「完璧クリーミーな泡」のビールを差し出してくれました。


口を付けた夫が「うまい。」と言ったのを聞き逃さず、彼が小さくガッツポーズをしていました。


おそらく、大将から、「納得のいくものを出せ」と言われてるのだろうと思いました。




前回母と来た時、酸素ボンベのカートが邪魔にならないように・・・と、母はカウンターの一番奥の席に座りました。



今回は私がその席に座ったことで、ネタケースの切れ目から、カウンターの内側の様子を垣間見ることができました。(思いがけない特等席でした。笑)




当たり前のように差し出されるビールにも、
美味しさに妥協しないお店の姿勢が反映されているんだなぁ・・と、ちょっと感動しました。




それは、飲食店に限ったことではなく、また、客商売に限ったことでもなく、



この世にある ありとあらゆる「よいもの」「心地よく感じること」の裏側には、
ちょうどカウンターの向こう側みたいな、
「よいものを生み出したい」「心地よいものを作り出したい」と願う人達の尽力があるのに違いないと、


唐突に気づいて、さらに感動しました。



そして、できることなら、そういう、カウンターの向こう側のエピソードにまで思いを馳せ、
一つ一つ、ちゃんと噛みしめ、味わうような日常を送りたい、と思いました。

それができたら、もっともっとこの世は美しく感じられるはずだと思いました。



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