人としての最終形

人としての最終形









今朝、ベランダで洗濯ものを干していたら、

ツバメがさーーーーっと、目の前を滑空して行きました!

いよいよ私の好きな夏がやってきます^^  待ち遠しかった~^^




そして、お仏壇も、初夏が旬の百合の花が全開です♪







いつの頃からか、視界にちゃんと「花鳥風月」が入るようになりました。

季節の花や、渡り鳥や、木の葉を揺らす風や、寂しかったり、優しかったりするお月様を、

「私の世界の一部」として、ちゃんと感じられるようになったのは、おそらく、ここ10年くらいです。


それまでは、見えてるはずなのに、感じてなかった。




「私のいる世界」は、もっと賑やかに存在感を示してくるものたちでいっぱいでした。

今は逆に、そんな賑やかしいものたちが、視野の外に追いやられている気がします^^;







昨日は、絽の長襦袢に、半衿を縫い付けました。

今週末、紬を着る予定なのですが、夏日の予報で、絹の長襦袢では暑そうで💦、
和装に詳しい友人に相談したら、
長襦袢を絽に替えて、半衿だけ塩瀬のものにすれば大丈夫よ♪と、アドバイスをいただいたので、

自他ともに認める💦裁縫オンチの私が、苦手な半衿付けに挑戦しました。



手慣れていらっしゃるかたのように、膝に襦袢をのせて、さささっと縫い進めて、糸切り歯でチっと糸を切って出来上がり・・・なんてことは到底無理なので、

作業台代わりのテーブルに、どーんと広げ、片側ずつ待ち針を打ち、体を移動させながら作業する・・・という^^; まさに大仕事でした💦





帰宅した夫にも、
「ほら、できたの。すっごく大変だったんだから。」と
半襟を付け終えた長襦袢を見せると、



「へぇ!すごいね。これ縫ったんだ。さすが!」
と、私の自慢ぶりから、どうやら、長襦袢そのものを縫ったと勘違いしてるみたいでした^^;






経年とともに、穏やかな在り様に変わってきたように思う「私の世界」ですが、
その中心にいる「私」自身が、まだまだ賑やかしくて💦、



せっかくの風情ある景色を壊してしまいがちです+_+




これからの、人としての最終形を思う時、

花鳥風月の気配を乱すことなく、違和感なく、そこにいられる人 になれたらいいなぁ・・・



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