博多弁。
今でも思い出し笑いしてしまうので、記録に残しておこうと思います。
今回、バルセロナからマドリードへの移動は、国内線の航空便を使い、
マドリードのバラハス国際空港からホテルまではタクシーを使いました。
その際に乗ったタクシーの屋根が強化ガラスでできていて、見上げると、ライトブルーの空が見えて、
夫が、
「お?空が見えようよ。 よかねぇ・・」と、ネイティブ博多弁(笑)で感嘆してたら、
ライアン・ゴズリング似の、イケメン運転手さんに、
「日本人だと思ってたけど、違うよね? どこから来たの?」
と聞かれて、
「え?日本人ですよ。日本の西部からやってきました。」
と答えたら、
「僕の知ってる日本語は、今、彼が喋った言葉とは違うよ。」
と不審がられて(笑)、
「僕の言葉は、日本の西部独特の言葉なんです💦」
と、懸命に、日本人であることを認めてもらおうとするやりとりがツボで、
傍で笑ってしまいました。
スペインには親日家のかたが多いのか、
地下鉄に乗っていたら、隣に立っていた女性が、降車する際に(おそらく夫と私の日本語の会話を耳にして)、「オリマス。」と、笑顔で前をすり抜けて行かれたり、
ピカソ美術館でも、夫と日本語で「音声ガイド、どこで借りれるのかなぁ・・」と話していたら、傍に立っていた男性が、「マッスグイッテ、ヒダリデス。」と教えて下さったりしました。
この度、初めてスペインへ行って感じたのは、日本人である私達への、スペインの方たちの人懐こさでした。
それは、おそらく、彼らが来日した際に感じた日本&日本人の印象や、日本という国の在り方に、親しみを感じてくれているからだと思います。
私自身も、もし、今、日本国内を旅するスペイン人だと思われる観光客を見かけたら、思わず話しかけてしまうと思うし、お役に立てれば嬉しいと思うし、
・・・それは、良くしていただいたお返しの気持ちなのだと思うのです。
円安が拍車をかけて、国際社会では、日本が貧しく魅力のない国だと評価されている・・・という報道を目にする機会が多いこの頃ですが、
人と人との関わりにおいては、情を重んじる国の人々は、
私達日本人の丁寧さや穏やかさを、ちゃんと評価して下さっているのだろうと思います。
空港からのタクシーを降りる前に、夫が日本語を標準語仕様に改め(笑)、
運転手さんに、日本人だと認識していただき、降車の際、
「僕は一時期日本に住んでたから、日本が大好きなんだ。スペインを楽しんでね! アリガトゴザイマシタ。」
と言っていただけて良かったです^^
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