弟へ。(お彼岸によせて)
お彼岸の入りですね。
先日、夫の運転で、買い出しに行った日に出会った彼岸花。
花火のように華やかなのに、どこか寂し気な気配のある花です。
お彼岸は、
現世=此岸と、仏様の世界=彼岸が、最も近く通じやすくなる日だと言われています。
今朝、亡くなった長弟と、生前最後に撮った写真を眺めていました。
末弟のお祝い会に、母、私、長弟で出席した時に撮影したものです。
今では、「特別な種族みたい💦」と、娘たちに言われるほど、白髪が増えた私も末弟も、
黒々とした髪をしています。
母も、ふくよかでとても元気そう。
そして、右端で、ソファのアームに腰かけている長弟は、一番嬉しそうに笑っています。
長弟は、母のお気に入りで、
私が子供の頃、よく当たると評判の占い師さんに、母の将来を占ってもらった時、
「あなたは、長女と縁がある。末は長女と暮らすことになりますよ。」
と告げられ、
「私には、〇〇〇(←長弟)がいるのに!」と、後で憤慨していたことを覚えています^^;
「あなたと、〇〇〇〇(←末弟)は、パパに似てクールだけど、〇〇〇(←長弟)は、本当に優しい子。」だというのが、母の口癖でした。
私が初めて補助輪つき自転車を買ってもらって、嬉しくて乗り回している後ろを、
ずーっと走ってついてきてた弟。
小学校に登校するときも、いつも「待って。一緒に行く。」と、ついてきてたなぁ・・・
いつも、ニコニコしてた。
今も、優しい笑顔で、そちら側の岸から、母を、私達を、見守ってくれていますか?
そっちの岸と、こっちの岸は、川で隔てられているらしいけど、
母によれば、今や母は、毎朝、そっち側にふらっと行っては、やっぱり帰ろう・・って、
こっち側に帰ってきてるらしいです^^;
だから、私との暮らしに不満があって、母がそっちに行った時には、
いっぱい話を聞いてあげて、そして、「そろそろ朝ごはんだからお帰り。」と送り返してね♪
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