無関心。

無関心。













昨日読んだ、編集者であり写真家でもある藤原華さんの note に、



「無関心という優しさ」を知った



という一節がありました。



***

そんなこんなで別居婚をして8年になるんだけど、別居婚を始めたらきっと周囲から糾弾を受けるだろうなって思ってた。

「夫婦なのに、別居するなんてとんでもない」って。

覚悟してたんだけど驚いたことに糾弾を受けたことは、ない。
友人や家族の反応は、判を押したように一緒だった。

「好きなように生き、幸せでいてくれれば、それでいい」。

もうね、全然関心がないの。
私が私らしく自由に生きているのか、その確認だけして後はもうどうでもいいみたいな。

私が別居婚を選択したことに対して、それが良いとか悪いとかの判断を下さないの。

「みんな違ってみんないい」とかじゃなくて、
「みんな違ってどうでもいい」
って感じ。
無関心な金子みすず。

「人にはたくさんの選択肢がある。
そして、その人が自分の意志で選択肢のひとつを選んで生きている。
その選択を、”これは良いこと・これは悪いこと”って判断する権利を、他人である自分は持ってないと思うんだ」

って感じのスタンス。

ある意味無関心なんだろうけど、そういう「優しい無関心」というものがこの世にあるんだなと、別居婚をしてから知ったのだった。

***





優しい無関心。
無関心な金子みすゞ。笑





「好きなように生き、幸せでいてくれれば、それでいい」と思えるのも、
「みんな違ってどうでもいい」と思えるのも、


その人に対する信頼の証。


確たる信頼の上に、優しい無関心は成立するのだと思います。






大切な間柄であればあるほど、互いに信頼しあって、優しい無関心を発揮し合えたなら、


夫婦げんかも、親子げんかも、グググっと少なくなって、
家庭は、もっともっと居心地のよい場所になりそうです。





そして、友人関係も、
もっともっと肩の力を抜いて、ゆるーく繋がれそう。





先日、お邪魔した里山暮らしの友人が、
私が住む町の大学病院で、新薬による治療を試すことになり、
今日、受診のついでに、我が家に寄ってくれました。





ありあわせのものでお昼を一緒に食べながら、
保護犬だったクロちゃんを迎えた顛末や、
料理の基本はフライパン炒め(笑)・・・という話や、
マルタ島に行くには、何日あればいいか・・みたいな、あちこち飛んだ話をしているうちに、
あっという間に受診予約の時間が迫り、お開きに💦






そして、気付いたんですけど、
無関心・・・なんじゃないんですよね、きっと。
無関心を装っている。互いに。笑





「あなたの笑顔を見れたから、もうそれでいいよ。」
って、心で呟いて、後は全部飲み込んで封印する。お互いに・・^^





だから、
「みんな違ってみんないい」の、もう少し奥深いところに、
「みんな違ってどうでもいい」の、境地はあるのだと思います♡







・・・今日、またお土産いただきました♪

苦瓜、メロン(!)のお漬物、沢庵、味噌漬け豆腐。

ご飯がすすむ君です^^



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