独り酒。
昨夜は、夫と、夜桜見物しがてら散歩して、
桜を見下ろせるビルの3階にあるワインバルに立ち寄り、
グラスワインを一杯だけ飲んで帰ろうということになりました。
お店のカウンターに、一人先客の男性がいらして、
カウンターの中のマスターとお話されていました。
夫と私も、二人のお仲間に加えていただくような形でカウンターに腰かけると、
先客は、随分お酒が進んでいらしたようで、それでも、陽気な酔い方のかたで、
ニコニコと笑顔で、ご自身のご職業のこと、そのご職業を継がれるお嬢様の近況などを、初対面の私達にも、親しみを込めてお話し下さいました。
以前、古賀史健さんが、noteで、『いまさらな話のできる相手がいてこそ。』という文章をアップされていて、その中で、
なんでもないこと、いまさらな自分の気持ちなどを、気兼ねなく話せるような相手の必要性に言及していらしたのですが、
確かに、「お役立ち情報」だったり、「特別な知識」なんかじゃなく、
いわゆる「自分語り」を、「うんうん」と聞いてくれる人の存在って、
ありがたいですよね・・・
昨夜の男性も、そういう相手を欲しくて、一人呑みをされてたのかも知れないなぁ・・
今朝読んだXでも、糸井重里さんが、
「博多の屋台では、みんな自分発表会をしている」という内容のことをポストしていらっしゃって、
確かに、博多の屋台では、ご機嫌に出来上がった人たちが、それぞれ、
いまさらな^^;自分語りを熱弁する風景によく出会ったな・・・
皆、自分発表会を聞いてくれる相手を求めて、集まってたのかも知れないな・・・と思いました。
お酒を好きな人って、マテリアルとしてのお酒を好むというより、
素面では言い出しにくい「いまさらなこと」を「うんうん」と聞いてくれる誰かに会いたがってる人なのかも・・・
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