老いを「受け入れ」美しく生きる。

【「受け入れるとは、その先へ自分をつないでいくこと。」という読者の言葉を最近何度も想う。「はい私はつまらない人間です、でお終い」は受け入れるではない、ていよく諦めるだ。
受け入れるとは、何かを手放さざるを得ない時、手放す腹を括る、括った先に何かを選び取る、その先へ自分をつないでいく。】
（山田ズーニーさんのツイートより抜粋。）


自分から「若さ」が失われていくことを実感するようになった頃、「ここからは新しいフェーズだ！」と腹を括り、「老いを受け入れ、美しく生きる」ことを自分の人生の指針にしました。

動物として生きている限り、加齢とともに新陳代謝は鈍り、経年劣化という言葉のとおり、長年の間に蓄積されてきたダメージも顕著になってきます。
この自然の摂理に抗い「若さを取り戻す」ことは現代の科学では不可能で、それならばどうするか？と考えた時、「あきらめる」か「受け入れる」かの選択しかありません。

「あきらめる」は、手をこまねいて「老い」のもたらす変化に我が身を投げ出す・・・という対応で、「はい。私はどうせ年寄りですから・・・」というネガティブな姿勢に繋がる選択です。

一方「受け入れる」は、自然の摂理として「老い」を受け入れ「若さ」を手放しはするけれど、だからといってあきらめることはせず、「老いや若さ」といった尺度から離れて、新しい自己評価を育てていくポジティブな姿勢に繋がる選択です。

私が「若さ」を手放す代わりに取り入れた新しい尺度が「美しく生きる」という評価基準でした。

今まで生きてきた自分の軌跡に誇りを持ち（もちろん、「キャ～💦」と赤面し、地面に穴を掘って潜ってしまいたいほどの失敗や悔しい思いや涙したことなど、誇れないことも山積みですが、押しなべて「頑張ったよ、私。」と自己評価を上げ底しています^^）、経年劣化した体をその証として大切に手入れし、心身ともに現時点での最高のコンディションで生活を楽しむ姿勢こそが、「美しく生きる」ことだ！・・・と思いました。

最高のコンディションをキープするためには、様々な努力や工夫が必要になります。
けれど、それは楽しい努力で、楽しい工夫です。

心身に良いことをしている…という自負心は自信に繋がりますし、努力や工夫の先には活き活きと楽しめる明日があるだと思うと、モティベーションが上がります♪

そんな工夫の一つ。
・美味しいものは我慢しないけれど、ちゃんと帳尻を合わせる・
について、今日はお話しようと思います。

私達の体を構成する細胞のエネルギーとなるのは、口から取る栄養です。
ですので、毎日の食事や間食で、バランスよく、過不足なく、栄養を摂取する必要があります。
けれど、例えば、一食単位、一日単位でストリクトにそれを考えてしまうと、日々の食生活は、とっても窮屈なものになってしまいます。
なので、
「食べたいもの、美味しいものは、基本我慢せず（過食だけは避けて^^;）食べて、２～３日のうちに、取り過ぎた栄養、不足した栄養の調整を行なう。」ことにしています。

昨夜は、友人^^を真似て、初めてス〇ローのテイクアウトをしました♪
ビールとお寿司、美味しいですよねぇ^^
でも、使われている食材を考えると、栄養の偏った夕食になりました。
そのため、今日のおやつは、繊維質たっぷりでローカロリーのクッキーにして、お野菜多めの献立にすることにしました。

こちらが、朝一で焼いたオートミール主体のクッキーです。
材料は、オートミール、デーツ、プルーン、豆乳、オリーブオイル、そして少々の小麦粉です。

手で捏ねて、そのままオーブンシートに並べていくので、とても簡単にできます。

しっかりとした歯ごたえがあり「食べた感」が満たされるクッキーです。
よろしければ、「食べ過ぎたかな？」「繊維質とれてないな？」「カルシウムやビタミン不足してるかも？」と思われる日の間食用にお試し下さい。

【材料】（画像の8枚分）
・デーツ　　3個
・プルーン　　2個
・低糖マーマレード　大さじ半分（これはちょっとだけ瓶に残ってたのでオプションで入れました^^;　マーマレードを入れない場合は、甜菜糖を10～15gくらいに増やして下さい。）
・オートミール　　100g
・薄力粉　　30g
・甜菜糖　　5g
・オリーブオイル　　大さじ１
・豆乳　　大さじ２（練ってみて、まとまりが悪い際にはもう少し足して下さい）

【作り方】
デーツとプルーンを刻み、オートミール、薄力粉、甜菜糖、マーマレードとともにボールに入れ、泡だて器で混ぜ、中央に窪みをつくり、オリーブオイルと豆乳を注ぎ、全体を混ぜ、捏ねて形を整え、オーブンシートに並べて160度で30分焼く。

【おまけ】
クッキードゥって手につくと取りづらいのですけれど、↑この、新じゃがの皮や牛蒡の皮の土を落とすのに使っているIKEAの定番ブラシを使うと、難なく落とせます。
毛先が柔らかく、手の皮膚を傷つけないので、とても便利です。おすすめです^^




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