買い取りできません。
転居の準備に、この先不要なものは処分することにして、
昨日は、食器類の選別をしました。
この先、大人数を招く機会もないだろうと、
来客用に揃えていた取り皿やグラスなどを、
・メルカリで売ってみる?
・フリーマーケットに出品してみる?
など考えてみたのですけれど、割れ物を梱包したり、出荷したりすることは、とても手間取りそうだなぁ・・と思って、
【なんでも買います】の看板を信じて^^;、買い取り専門店へ持って行ってみました。
ピクニック用の大きなバスケットから、緩衝材に包んだだけのグラスを取り出した途端、
店員さんが、
「あ、中古のグラスは無理なんです。買い取りできません。」
と、宣言されました💦
「コロナのこともあるので、グラスや食器は箱入りの新品に限定していて、
中古品は、無料でも引き取れません。」
とのこと・・・
燃えないゴミとして廃棄することをすすめられました。
そーかー・・・
私にとっては思い出深い食器たちで、
一つ一つ丁寧に保管してきたつもりだけれど、
確かに、どこの誰が使っていたかわからない食器を中古で購入することは、
今のご時世では勇気が要ることなんだろう・・・と、納得でした+_+;
同じように、
「市場価値なし=買い取りできません」と、取り壊しが決まった我が家・・・
学生だった次女と次女の友人達が作成してくれた 持ち出すことのできない宝物たちは、
家造りの過程から関り、そして11年間暮らした私達限定の、貴重なお宝です。
トイレ内の漆喰の壁に埋め込んでくれた、ぼんやりとしか顔が映らない^^;鏡。
中古住宅の玄関だった部分をくりぬいて作ってくれた大きな窓。
(「かもめ食堂みたいな大きな窓が欲しい」と言った私の願いを叶えてくれました。)
物置を改装して作ってくれたワイン庫。
お風呂場を改造して作ってくれたキッチン。
次女のこだわり^^;で、台所だった壁のタイルの一部と、換気用の長窓を残したリビングスペース。
昔ながらの すりガラスの窓が欲しいとのリクエストに応えてくれた正方形の窓。
プロジェクターを写す大きさの壁が欲しいとの夫のリクエストに、捻りだして^^設置してくれた壁。(友人の特別出演?です♪)
そして、次女と友人たちのサインとデザイン画。
(デザイン画の彼は、服飾デザイナーとして活躍しています♪)
あと数カ月で、全て無くなります。
今回のことで、
「自分にとって、本当に価値あるものは、市場価値のないものなのだ」
という、法則に気づきました。
お金では買えないもの・・・は、お金で買い取ってもらえないもの・・・と同義なのですね。
でも、例え市場価値はゼロ円だとしても、
自分だけが価値を知る宝物を持てる暮らしは、きっと、豊かな暮らしなのだと思います。
夏は暑く冬は寒いとか、台風がきたら飛んでいきそうだとか、虫王国だとか、
文句ばっかり言ってたけど、大好きだったよ♪
ありがとう。
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