2024年2月9日

先が見えないことが希望？

人生の希望は「最後まで何が起きるかわからない」ということだと思います。

ゲームをしていて飽きる瞬間、嫌になって辞めたくなる瞬間は、先が見えた時です。
仮にうまく行っていても大体どうなるかわかってしまうと面白くない。
うまくいかないなら尚更面白くありません。

ですから、いかに「何が起きるかわからない」状態であり続けるかが人生でも社会の作りでも重要だと思います。

元陸上選手でありスポーツコメンテーターの為末大さんのポストより抜粋

この視点の「人生観」って私の中にはなかったので、
正直、ちょっとびっくりしながら読ませていただきました。

私はむしろ、「もう少し先が読めてたらな・・」と悔やんだことは、過去に幾度かあったけれど、
「最後まで何が起きるかわからない」ことを、「人生の希望」として捉えたこと・・・あったかな・・・

でも、確かに、未来の自分に宛てて手紙を書いた小学生の頃の私が思い描いていたような大人に、私がならなかったことは事実で（笑）、

65歳になった私が、夫と共に、この町に移り住んでくることになるなんて、ほんの数年前まで考えたこともなかったことで、

そう思うと、自分の脳内で構築するストーリーを裏切る人生行路だからこそ、新鮮な気持ちで、飽きることなく^^;、歩を進めることができるのかも知れません。

そういえば、年末年始に、泊まる宿以外、何も予定を決めずに、
シニア放浪の旅^^に出た際も、
珍しい「猪蕎麦」や「マンボウのから揚げ」を食べることができて、
「きっちり予定を立てて、想定していた楽しみを潰していくような旅も良いけど、行き当たりばったりに色々なものに出会える旅も良いなぁ・・」
と、開眼したのでした。

↓こちらは、三女の挙式披露宴の後、夕食までのひと時に、孫たちとゲームをした際の1コマです。

私は、全く手加減なしの真剣勝負で挑んだのですが、なんと💦、7歳の孫娘はもちろんのこと、4歳の孫2nd.にも、コテンパンに負けてしまいました💦

この後、お開きになり、「また今度ね。」と私が言うと、「もう、おばあちゃまとはしない。」と、孫娘に拒否されました^^;

為末さんがおっしゃるとおり、
「先の見えるゲームはつまらない。」と、飽きられちゃったのだと思います💦