月は、できればスルーで💦
昨夜の中秋の名月は、雲の合間から顔を出してくれました。
花鳥風月と言いますが、月は特に、かぐや姫や狼男のお話や、月の満ち欠けが出産のタイミングを左右するとの言い伝えなどから、神秘的な存在で、私も子供の頃は「月に住むウサギ」を信じていました^^;
十五夜に十五個のお団子とススキの穂を準備してお月様を待つ夕べは、半分おとぎ話の中に入り込んだようなワクワク感があり、アポロ11号が月に着陸したというニュースを聞いても、それは遠いアメリカっていう国の話で(笑)、ウサギが住んでる私たちのお月様とは別物として捉えていたように思います。
昔、趣味でジャズを歌っていた頃の一番のお気に入りソングは「Fly Me To The Moon」で、「私を月へ連れてって・・ これって、言い換えると、手を握ってキスして、、ってことなの。」みたいな歌詞を、まるで夏目漱石が、英語の「I love you.」を「月が綺麗ですね。」と訳した逸話のようだ♡と、恋する乙女の気持ちで(?笑)歌っていました。
でも、さすがに、前澤さんが「Go to the moon!」を実現させて、月面着陸画像をツイートされたりした暁には、月の神秘性は色あせてしまいそうです・・・
昨日、一日遅れで、孫たちが通う保育園の園長先生から、孫たちが《敬老の日》に寄せて作ってくれたカードが郵送されてきました。
孫娘が描いてくれた自画像を撫で、孫2nd.の手形に手を合わせて、エアーな再会を楽しみました^^
そして、今4歳と2歳のこの子達がこれから見上げる月は、「前澤さんが行った月」になってしまうのだな・・・と思うと、なんとも言えない気持ちになりました。
この頃、文明科学の発展・進化って、一体何なんだろう?って、今更ながら疑問に思うことが多くなりました。
「不明なこと」や「謎」が解き明かされることと、「夢」や「おとぎ話」を失っていくことが一対になっているのだとしたら、どちらが人類にとって幸せなことなんだろう・・って。
少なくとも、月はそのままスルーでお願いしたいなぁ・・・
・・・昨日のお月見団子。
夫婦二人家庭なので、8個だけ作りました。
中央に餡子を入れて(本当は発酵餡子を入れたかったのですけれど、準備が間に合わず、井村屋の餡子をつかいました。)、黒豆アーモンドきな粉を塗しました。
ススキが手に入らず、代わりに吾亦紅を。
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