食欲の秋によせて。
「栗銀杏ごはん」は、秋の楽しみの一つです♪
でも、栗も銀杏も、皮むきが面倒ですよね><
画像の栗は、一般的な、熱湯に浸けて、鬼皮をふやかしてから包丁で剥いたのですけれど、
手も指も、ガチガチに凝るし、割れる栗多し・・・で、苦戦しました💦
(銀杏は、殻は夫がペンチで割ってくれるので、薄皮は水に浸けてから剥いています。)
そうしたら、そんな私をどこかで見張ってたのか^^;、ツイッターに【栗の皮むきの裏技】が流れてきました。
ご存じないかたのためにシェアしますね!(私も試してみようと思います♪)
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・生栗を一晩以上冷凍する。
・解凍する時は、凍った栗をボウルに入れ、熱湯をかけて5分間ほど放置する。
・鬼皮がふやけて柔らかくなるので、お尻の方から包丁を入れて剥く。
・渋皮は栗の種類によっては剥きにくい場合があるので、その時は、渋皮が付いたまま熱湯に浸けておく。
・1時間ほど漬けて、渋皮が柔らかくなったら剥きやすくなる。
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こういう、特別な道具がなくとも、調理が簡単になる方法や、美味しく出来上がるレシピ、
本当に嬉しいです。
調理道具と言えば・・・
一昨日、日本アムウェイに、半年間の業務停止命令がでましたね・・・
私の新婚時代、同じころに結婚した友人から、アムウェイの調理器具セットをすすめられたことがありました。
当時は、ネットワークビジネスにも疎く、良いものなら、揃えた方が良いのかな・・と一瞬頭をかすめたのですが、
使い慣れたお鍋やフライパンの方が料理しやすい気がして、見合わせました。
お台所は、私にとって特別な場所で、
調理道具は、その特別な場所を彩る景色の一つだと感じています。
今朝聞いたvoicyで、佐々木俊尚さんが、玉村豊雄さんの著書『料理の四面体』を取り上げていらっしゃいました。
今回、私の初めての本を担当して下さった編集者さんに、
「どんな文章を好きですか?」と尋ねたら、
「以前受け持っていた玉村豊雄さんの文章がとても好きです。」とおっしゃったので、実は私も『料理の四面体』をKindleで読んでいました。
佐々木俊尚さんが引用されたのは、その中でも印象的な一文で、
玉村さんが、かつて、アルジェリア南部のサハラ砂漠の近くを歩いていたとき、
川傍の木陰で、七輪のようなもので料理していた青年に呼び止められ、
羊のトマト煮をご馳走になった・・・というエピソードでした。
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すでに七輪のようなコンロに、炭火が真っ赤におこっている。
青年はそこへ、ペコペコに歪んだアルミの深鍋をかけ、大きなビンから黄色い濃厚なオリーブ油をドボドボと中に注いだ。
そして、ニンニクを袋から取り出して皮を剥き、手に持ったまま小刀で削ってたっぷり一個分を小片にして油の中に落とした。
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と、調理の様子が綴られているのですけれど、
本当に粗末な調理道具で、とんでもなく美味しそうな羊のトマト煮込みが出来上がっていきます^^(私は読んだ直後に、どうしても食べたくて、ラム肉で真似して作ってみたほど♪)
料理の原点に戻るというか、少しばかり原始的(?^^;)なアプローチの方が、
美味しく仕上がるような気がしてなりません。
焚火の中から取り出して食べる焼き芋や、
囲炉裏で串焼きにした鮎みたいに^^
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