心の自由を守るマシーン。
明日、母を見舞いに行く予定で、
「これだったら食べられるかも・・・って、思うものある?」
と、電話で尋ねたら、
「柿だったら食べれるかもしれない。
硬くもなく、柔らかくもなく、
甘くて美味しい柿。」
とのこと・・・
硬くもなく、柔らかくもなく、甘くて美味しい柿・・・って、相当難関ですけど💦、
でも、
「美味しい柿なら食べてくれるかも!」という希望が持てたことを嬉しく思いました。
「何かを食べたい」って言ってくれるだけで嬉しい♪・・って、
幼い頃の三女の偏食に苦労して以来です^^;
今月末は、長女が3日間、
来月は、次女と三女が、それぞれ数日間にわたって母を見舞ってくれることになりました。
1日の面会時間が30分と限られているので、1週間滞在しても、計3時間半ほどしか会えない状況ですが、それでも、母にとっては、大きな励ましになることだと思います。
皆様は、吉藤オリィさんをご存じでしょうか?
体に障害を持ち、寝たきりの生活を送る人々の脳波を読み取って動く分身ロボットを作った発明家です。
その吉藤オリィさんは、自分の視線や意思で、姿勢を変え、走る車いすも開発していらっしゃいます。
母は車いすを使い始めたのですが、体力のない母には、介助なしで車いすを乗りこなすことは難しいようです。
オリィさんの車いすが、一日も早く、広く、普及することを願います。
頼みとしていた体力を奪われたとしても、
残された余力(視線だとか、脳波だとか)で意思を汲み取ってくれるマシーンが一般的になったなら、
私達は、最後まで、心の自由を守っていける人生を送れるかも知れません。
様々な進化が取り上げられる今ですが、
何より期待したい進化です。
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