ほんやくコンニャク。

ほんやくコンニャク。














昨日は、ツルウメモドキのツリーの横に、恒例のミニツリーを飾り、
こちらも恒例のピエルニキを買ってきました。





ピエルニキはポーランドの伝統菓子(ジンジャーブレッド)で、
私は毎年クリスマスシーズンにKALDIで販売されるピエルニキが好きで、
三年前のクリスマスから、シュトーレンに替えて、ピエルニキを準備するようになりました。


















昨夜のエルピスで、
長澤まさみちゃん演じる浅川恵那さんに暴言を吐いた上司が、

「あ、今のはセクハラじゃないからね💦」

と、後付けで、なかったことにしようとするのですけれど、


それに対して、恵那さんは、

「セクハラかどうかは言われたほうに決めさせてもらえませんかね。」
と、クールに言い返しました。






そういうことなんですよねぇ・・・




一度発した言葉は、相手に届いた瞬間に、【相手】により、【相手】の感性で認識される。




つまり、
言葉を発した【本人】が、どんな思いで、どんなつもりで発していたか・・・ということより、


それを受け留めた【相手】がどう感じ取ったか・・・によって、その言葉の意味は決定される。




主導権を握るのは、言葉を発した本人ではなく、それを受け留めた側なのです。







この、ちょっと捻じれたコミュニケーションのせいで、
この世には、数えきれないほどの悲喜劇が生まれているのだろうと思います。






昨夜、長女が、かつて母が長女に語った言葉を伝えてくれました。

その言葉を、私が直接母から聞いていたら、私はとてもネガティブにとらえていたと思います。


けれど、長女のフィルターを通すと、同じ言葉が、全く別の温かな意味合いを持つ言葉に聞こえました。


私には理解できない異国語を翻訳してくれる、ドラえもんの「ほんやくコンニャク」みたいだ・・・と思いました。笑





ずっと母国語として当たり前に理解してきたはずの言葉を、
もしかしたら、誤訳してたかも知れない・・ これからも、誤訳してしまうかも知れない・・

そう気づけたことは、とても大きなことでした。



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