傷だらけ

6月29日
昨日、お墓参りから戻ったら、母が生前仲良くさせていただいていたかたが、ご実家のお庭に咲いたというアガパンサスを届けて下さった。
去年も、ちょうどこのころに届けて下さった。一年があっという間に過ぎた気がする。


今朝は、今年初めて店頭で見かけたJAZZ(ニュージーランド産の林檎)を、オーバーナイトオーツにトッピングして食べた♪
安定の歯触りと甘酸っぱさ♡
林檎と言えば秋映一択だった母に、「これも美味しいから食べてみて」とすすめたら、とても気に入ってくれて、
あまり食べられなくなってからも、薄く薄くいちょう切りにしたJAZZを、数枚ずつ食べてくれた。


長く生きてると、自分の思い出に直結するものが増えてくる。
人生の豊かさは、
所有物の多さより、
思い出につながるものの多さで決まるのだと、この頃思う。
もし心の傷が この痣のように 見えるものとして身体に刻まれていたら、わたしたちは互いのぶざまな有り様を ようやく笑い飛ばすことができるだろうか。
身体中に包帯をなびかせて、胸を張って歩くだろうか。
~~~文月悠光 詩集『パラレルワールドのようなもの』より~~~
そう。長く生きていると、もう一つ。
本当は見えないはずの心の傷が、透けて見えるように思えることがある。
穏やかな笑顔の下に、刻まれた傷や痣が見える気がするのだ。
皆、傷だらけ、痣だらけなのに、身体中に包帯なびかせて胸を張って歩いている。
リスペクトだ。
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