最後とは知らぬ最後が過ぎて行く・・・
長女が、共有アルバムにアップしてくれた画像です。
来年小学校に入学する孫娘のランドセルを予約しに行ったようです。
小さなベビーバスで沐浴させたのは、ほんのつい先日だったような気がするのに・・・
あっという間に、赤ちゃん期を過ぎ、幼児期を過ぎ、
ランドセルを背負った姿が様になるお姉ちゃんに成長しました。
「最後とは知らぬ最後が過ぎてゆくその連続と思う子育て」
俵万智さんの短歌です。
本当に、子育ても、人生も、「これが最後」と覚悟ができないまま、
実は「最後」の瞬間を、繰り返し見送っているのでしょうね・・・
ゴールデンウィークを利用して四国に旅行中の三女が、高知の農園から「なつみ」「小夏」を送ってくれました。
「小夏」は、薄く皮を削いで、甘皮ごと食べるニューサマーオレンジとも呼ばれる柑橘類です。
小売店で見かける柑橘類と違って、皮には擦り傷などの傷みがありますが、とっても甘くて、糖度の高さにびっくりしました。
「みかん一つに言葉こんなにあふれおり かわ・たね・あまい・しる・いいにおい」
こちらも、俵万智さんの歌です。
「子供の頃、お母さんが、ニューサマーオレンジ剥いてくれて、美味しかったなぁ・・って、懐かしくて送ったよ。」と、三女。
娘たちが子供の頃、初めてニューサマーオレンジという品種を知り、
甘皮まで食べられると聞いて半信半疑に試食し、美味しさにびっくりして^^
それからは、毎年、旬の時期には定番のおやつになりました。
最後に娘たちと皆で、ニューサマーオレンジを食べたのは、いつだっただろう・・・
自分の記憶にも、グーグルフォトのアーカイブのように「最後の日フォルダー」があって、
「気づかないまま、実は最後」だった、様々なシーンが保存されていればいいのに・・と思います。
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