白髪そして、シミとシワ。

白髪そして、シミとシワ。












昨日は、産直市場で購入した新牛蒡を食べました。
生姜で風味付けして、レバーと一緒に照り煮にしました。



牛蒡の旨味+柔らかな口当たりの新牛蒡♡♡ この季節限定の幸せな美味しさです。
あと1本残っているので、今夜はササガキにして、キャベツとひき肉と一緒に、和風ミートソースを作ろうと思います♪



皆様、ご存じでしたか?*_*
牛蒡を食す国は、世界の中で日本だけ・・・なのだそうです。
びっくり!
日本人に生まれて本当に良かった^^



他は、
トマトを切って、アボカドをスプーンですくって、
胡麻油、麺つゆ、かんたん酢で和えて、炒りゴマを振り、青じそをトッピングしただけの和え物と、ちらっと写ってるのは、残り野菜の白湯スープ、そして、濁り酒^^でした。








結婚と同時に購入したスーツケースがほころんできて、
昨日、ネット検索で見つけた修理店へ持ち込みました。



「経年劣化ですねぇ・・・ ほどいて、ちゃんと縫い直す必要があるので、お値段結構かかりますよ。」

と言われましたが、「新品に買い替える」という選択は私の中になくて、

「お願いします。」と、預けてきました。



もう40年近く、一緒に、あちらこちらへ旅してくれたスーツケースです。
そりゃ、経年劣化もするわ・・・と思いました。

そして、共に旅してきた私自身も、自分でスーツケースを転がしながら旅行できる年月って、
残すところ、せいぜい10年? そう思うと、
どうせなら、残りの旅も、馴染のスーツケースとともに・・・って、そう思いました。




ライターの古賀史健さんが、長く使って壊れてしまったプリンターに対する思いを note に綴っていらっしゃいました。

壊れたプリンターを撫でさすりながら「お互いよくがんばってきたよなあ」と感慨にふけっていればいいのである。プリンターもがんばったし、おれもがんばった。




この「同志」感^^ めちゃめちゃわかります。
長く生きていると、ずっと傍らにいてくれたお気に入りの道具、家電、家具などが、まるで「同志」みたいに感じられる^^




自分が辿ってきた軌跡の一片が、それらのものの中にも封印されているような気持ちがします。



それは、青春時代に聴いたユーミンの曲を耳にすると、たちまちその当時の感覚が蘇るのと同じような、
「ふだんは忘れてるけど、確かに自分の中にある忘れ去りたくない風景たち」です。




想い出は全て自分の脳の中にあるわけだけど、




それらを「引き出す鍵」となるものは、共に生きてきてくれた同志たちの中に散らばってる・・・そんな感覚があるのです。




古賀さんは、さらに、この「同志」感について、

その発想を、自分自身にも応用できないだろうか。

たとえば鏡を見て「白髪が増えてきたなあ」と思う。ここで「わしも老けてしもうたもんじゃ」と嘆くのは簡単だけども、「お前もよくがんばってきたなあ」と褒めたたえることだってできるはずである。

実際、キング・カズさんやイチローさんはそれに近い発想で、白髪を白髪のまま残しているように見える。
彼らにとって、髪を黒く染めることは「自分が歩んできた道」を否定するような行為であり、ありのままの髪でいることこそが誇りなのかもしれない。


と、記していらして、




読み終えて、血管が目立つ💦自分の手を見ながら、

「だよなぁ・・・ がんばってきたよなぁ・・私も。」と、しばし感慨にふけりました^^;




偶然、今朝のネットニュースでも、島田順子さんの、

「シミもシワもつくろうと思ってできるものじゃないし(笑)、ともに生きてきた証でしょ。気にすることなんて全然ないと思う。」

という言葉が紹介されていましたが、




同志だとはいえ^^;、今はまだ、ファンデーションやコンシーラーで隠してしまうシミやシワも、
いつの日か、島田順子さんのように、あるいは、キング・カズやイチロー選手のように、「自分が歩んできた道=誇り」として、「そのまんま」を受け入れる日がくるのかも知れません。



今この時から、そんな境地に行きつける日までの行程を思うと、
未踏の山道を行くみたいに、心高鳴ります♪
辿り着くから待ってろよ!って感じです。笑



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