間違っている。
今朝、とても心痛むニュースを読みました。
ロンドンのナショナルギャラリーに展示されているゴッホの【ひまわり】の絵に、
昨日、とある環境団体のメンバーが、トマトスープをかけ、
「アートか命か、どっちが価値ある?」
「絵の保護と、地球と人々の保護と、どっちを心配している?」
と、
英政府に対して、『化石燃料に関する全ての新規プロジェクトの停止』を訴えた・・・との内容でした。
たとえ、その主張に正当性があろうと、
自分の思いを示すためなら、【なにか】や【誰か】を傷つけることをいとわない・・という姿勢は、
ウクライナに攻め込んだプーチンと同類。
残酷でセルフィッシュです。
命を大切に思うなら、
地球と人々の保護を願うなら、
その、大切な命一人一人が、
どんな思いで、絵を描くのか、
どんな思いで、美しい絵を眺めるのか、
なぜそこに気持ちを寄せることができないのか。
理解できません。
この世には人の数だけ理想があり、そのために行われる運動があり、
たとえ同意できない考え方であったとしても、
一つの主張として尊重する努力をしよう・・・と常に思っています。
けれど、その主張を通すためには、他を傷つけても構わない・・・とする姿勢は、
絶対に間違っている。
そう思います。
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