私、自由を取り戻してる?

私、自由を取り戻してる?




今日は友人の60歳の誕生日です。
「ようこそ60代へ!」のお祝いの気持ちを込めて、私が3年前に、自分の還暦祝いに「赤いチャンチャンコ」の代わりに購入した赤いスカートを穿きました^^


こんな真っ赤なスカート・・・「還暦だし、何か記念に赤いもの身に付けなきゃ💦」な必要性?に迫られない限り、きっと購入しなかったと思います^^;
チャンチャンコは買っても1回こっきりしか着なくてもったいないなぁ・・と思いましたし、下着はどうしても勇気が出ず+_+;、悩んでいた時に、GUで破格の廉価で販売されていたこちらのスカートに出会いました♪ 
いざ着用してみると、びっくりするくらい違和感なく着こなせて、それから3年、季節を問わず活躍してくれるお気に入りの一枚になりました。

この頃よく思うんですけど、60代って、自分が勇気を出してエイっ!と飛び越えさえすれば、自分のしたいようにできる幅広い「自由度」を持った年齢なのではないでしょうか・・・
こんな真っ赤なスカートを穿いていても、校則違反で注意されることもなければ、ママ友の噂になることもなく^^;、気楽です。

「あなたの人生で一番自由だったのはいつ?」って、天国のゲート(?)で問われたとしたら、私は「それは60代でした。」って答える気がします。

結婚前は親からの干渉?監視?があり、結婚して子供が生まれた後は、睡眠時間を確保することさえ難しい年月を筆頭に、自分のために使える時間は極端に限られ、子供が巣立った後も、50代までは周囲に「ご意見番」的な親戚関係の長老がまだ矍鑠(かくしゃく)としていて、とにかく四方八方に結構気を使って生活していたように思います。

「生きていくことはきっと、両てのひらに溢れていた自由を一つずつ、自分以外の誰かや何かに差しだし、無限にある選択肢を一つずつ減らしていくことなのだと思う。」
という朝井リョウさんのエッセイに書かれた言葉を、その通りだなぁ・・と書留めたのも、50代の不自由さを感じていた頃でした。

でも、60代の扉を開けた頃から、手放していた自由が、少しずつ戻ってきている感覚があります。
例えば、【映画鑑賞】を例にとってみると、
子供の頃は、親の同伴や許可がなければ劇場に行けず、
若い頃は、おこずかいの兼ね合いで厳選して1本を決める必要があり、
子供が生まれて当分は映画館に行くことが無理で、
子供がもう少し大きくなると幼児向けのアニメ限定での解禁になり^^;、
その後はフルタイムで仕事をしていたため平日の鑑賞は難しく、土日は溜まった家事に追われ、
リタイヤした今、ようやく平日の空いた館内で、しかもシニア割引で、観たい映画を心置きなく鑑賞できる状況になりました♪

この「自由期間」をできるだけ延長するには、いわゆる「健康寿命」を継続することが必須です。
自分の頭で考えることができて、自分の体を自由に使うことのできる状態があってこそ、自由度は担保されます。

人生一周まわって、もう一度赤が似合う年齢になった今^^、思いがけなく取り戻した自由を満喫すべく、今日も元気で、私の人生の最長記録を更新したいと思います♪



・・・おまけ。
昨夜の献立は、友人がインスタにアップしていた「握らずし」を参考にしました。



「握りずし」ならぬ「握らずし」^^
炒りゴマを混ぜ込んだすし飯に大葉を広げ、「握りずし」のネタを並べただけのおすしです。
(私は、茗荷とブロッコリースプラウトと蕗の佃煮をトッピングし、カボスを絞りました。)
こちらを、ネタとネタの下のすし飯を掬い上げて小皿に取り、わさび醤油でいただきます。
素人がシャリを握るのは難しいので、握らず、そのままふわっとしたすし飯で食べた方が美味しくない?という発想で出来上がったらしいです。
昨夜使ったお刺身は合計で750円でした。回転寿しより安くできて、美味しくて、大満足でした^^

他は、ツルムラサキと玉ねぎと厚揚げの無水煮とシメジと豆腐のお味噌汁でした。



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