誕生日のこと、お盆のこと。

誕生日のこと、お盆のこと。









12日ぶりのブログ更新になりました💦



8月9日は、私の65歳の誕生日でした。




誕生日に前後して、
介護保険料の引き落とし口座確認の葉書きと、
年金支給日開始年齢確認の葉書きが届き、
正式シニア枠(?)にエントリー完了しました^^;




そして、

ゲド戦記の

「終わりがあるとわかっているから、今が大切なんだ」

の言葉を、いよいよ実感しています。





恒例の夫からの花の誕生日プレゼント。
(今年のテーマは「気品」だそうです。ここ数年、「熱帯」だとか「涼し気」だとか、夏の気温から連想するテーマが続いていたのですけど^^;、ようやく抜け出してくれました。笑)






連日の暑さで、3日目には花が弱ってきたので、
小分けにして、




一番活きのよい^^花は、お仏壇に供え、




そのほかは、家のあちらこちらに分散して飾りました。














明日はお盆の迎え火ですね。

法要は前倒しですませたので、


胡瓜と茄子で、迎え馬送り牛を作り、お供え膳を用意して、
夫と二人で、両親、弟、そしてご先祖様達をお迎えしようと思います。







糸井重里さんが、「今日のダーリン」に、

「おもしろい」が滝のように流れてきて、時おり「さびしい」が入ってくるなんてのも、かなり好きな味わいだなぁと思っています。

ぼく自身が作家の立場でつくろうとするものは、たいていは、その「さびしさ」「わびしさ」を込めます。

青空や雲をよろこんでいますが、あの青空の景色も、向こう側に「さびしさ」や「わびしさ」が感じられるからいいんですよね。


と記していらして、
とてもよくわかるなぁ・・と思いました。




実は昨夜、とあるライブ演奏を聴きに行ったのですが、
ニューヨークで20年間プレイして帰国されたピアニストのかたの演奏が大変すばらしく、
「すごいなぁ!」と、思わず声が出てしまったほどだったのに、
心に残らなかったのです。




なぜだろう・・と考えたら、
彼の全身から溢れる圧倒的な「自信」のパワーに飲み込まれつつも、
そこに、ただの一片も、「さびしさ」や「わびしさ」を感じるとることができなかったからなのかも知れない・・と思いました。




物語も、音楽も、
この世の、ありとあらゆる「心に分け入ってくるもの」には、「かなしさ」や「わびしさ」の影が感じられるように思います。




今の私のバランスは、「かなしさ」や「わびしさ」が少しばかり幅をきかせ過ぎていて^^;、
少し息苦しいです。



お盆を迎え、そして、「また来年ね!」と送ったら、
ちょうどよいバランスになりそうな気がしています。



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