人柄

2月11日
冬晴れの休日。
1日遅れで、母の月命日のお墓参りをした。


抜けるような青空♪
今日は夕焼けもとても綺麗で、
茜色に染まる空の反対側には、明日の満月(スノームーン)を前に、アイシングみたいな白くまん丸なお月様が出てた。

お月様を眺めながら、ウォーキングがてら、ブルワリー主催のイベントに立ち寄った。
薪のグリルで、美味しい野菜料理を作ってくれる職人さんと、
エンパナーダ作りの職人さんと、
インド産のコーヒーを極めた職人さんのコラボが、
摩訶不思議な味わいで^^;、美味しく、楽しかった。





エンパナーダには、色んな種類があって、
夫は、牡蠣と蓮根のエンパナーダがいいな・・・とオーダーした。
私はグリーンカレーのエンパナーダを食べてみたかったけど、
辛い物が好きなくせに、辛過ぎると、オバQみたいに唇が腫れる体質で💦(ある種の辛味アレルギーなのかな?><)、
どのくらい辛いのかなぁ・・・と気になって、
周りを見渡したら、左隣の若い男の子がグリーンカレーのエンパナーダを食べていたので、
「辛い?」と聞いたら、
「ちょっとピリっとするけど、大丈夫ですよ。旨いです。おすすめです。」と、親指を立ててokサインを出してくれた。
人の会話は、ただの文の「意味」のやりとりではない。
あいづちの「ああ」に、どんな気持ちが込められているか、
「ええ」にどれだけの共感が表現されているか、
実際のやりとりの中でおおいに感じあっているのだ。
いい「ああ」が言えるか「ええ」が声に出せているかが、
その人の「人柄」というものなのかもしれない。
~~~糸井重里さん『今日のダーリン』より抜粋~~~
おそらく、隣の彼は、(辛すぎると唇が腫れてしまう・・・という)私と夫の会話を耳にしていて、
私の問いかけに、彼なりの判断で、「大丈夫」の一言を添えてくれたのだと思う。
あいづちの「ああ」に万感の意味を込めたり、
ふと耳にした言葉から、相手の状況を察っしたりすることは、
「文」のやりとりよりも一段深い「会話」ならではの特典で、
そこでは、
文才よりずっと、人柄が優位になる。
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