セット。

セット。











6月に、二泊三日の予定で、我が家に遊びに来てくれる義父母のための、
『観光・グルメガイド(?^^)』を、只今作成中です。





高齢ですし、特に義父は、歩行の際ステッキの助けが必要で、





行程に、悪路はないか、階段はないか、トイレの状況はどうなのか、などなど、
前もってチェックしておく必要があり、

昨日と今日、ざっくり現地調査してきました♪






緑に縁どられた道を進んで行くと、





美しい渓流が姿を見せてくれました。






車を使わず、ローカル線の電車で移動すれば、
道中、河の流れを楽しめるのですけれど、




駅を降りて、昼食をとる予定の食事処までの道が、砂利の坂道で、
「お店に着くまでに疲労困憊しちゃいそうだね💦」と、電車移動は却下することにしました。





「80代半ばの義父母が、二人の体力に見合ったスケジュールで、楽しい観光をできるように」
をコンセプトにかかげたことで、





あきらめなければならないことも色々ありますけれど、
でも、夫と私の意見が割れることなく、すんなりと、二泊三日の予定が埋まっていっています。





自分らしくいられるとは、自分らしくいられる環境とセットだ。

by 二重作 拓也さん(格闘技ドクター)






人が、その人らしくふるまい、その人らしく楽しむためには、
その人に見合った環境がセットである必要があります。





この定理は、とてもとても重要で、


高齢の義父母のみならず、



我が事としても、忘れてはいけない定理だと、改めて思います。




「自分らしく生きる」と、口にするとき、
つい、

ならば、私はどうしたらいいんだろう?

と、ベクトルは自分自身に向いてしまいがちですが、




本当は、

自分が「今いる環境」が、常にセットで、そこにはあります。




同じ「私」であっても、
今の環境で生活するのと、極寒のアラスカで生活するのでは、全く「私らしさ」の発露が異なるように^^;、



人は置かれた環境要因に大きく影響を受けます。






高齢の義父母に、

「せっかく良い景色が見えるんだから、がんばって砂利の坂道歩こうよ。」
と、無理強いするのではなく、


二人には体力をそのまま温存してもらって、

「ならば、車移動だね。」
と、環境条件の方を変えることで、快適に自然を楽しんでもらう。






そんな工夫を、自分自身にもしてあげることは、とても大切なことです。





私と同じように、初めての^^シニア世代に突入された皆様は、

あれ?以前の私は、こんな風じゃなかったのに💦と、加齢とともに起こる変化に
びっくりすることもある日々の中で、

「以前の自分」を「自分らしさ」の中心に置いて、
「自分らしくありたい」と、願い、

自分に無理をさせてしてしまうこと、ありませんか?






たとえ、列車の車窓からの景色を楽しめなくても、
河のせせらぎを聴きながら、ゆっくり昼食を食べ、
緑の中をドライブすることで、きっと義父母は笑顔になってくれるはず♪





そんな風に、
自分に無理強いすることなく、
「そのまんま」で笑顔になれる環境を選び取っていくことが、

この先の人生を「自分らしく生きる」ための極意なのだと思います^^




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